2021年03月12日

駆除したら食べる


駆除したら食べる
それが当たり前の社会を目指して

https://youtu.be/UImm84bPbMI

20分強の動画ですので、お時間のある時にぜひご覧になって下さい。

posted by mibu at 01:15| Comment(0) | 日記

2021年03月05日

再出発


民宿営業再開のお知らせ☆

やっているのかやっていないのか自分でもよくわからない中途半端な状態が続いていましたが、令和3年4月1日より新体制で営業を再開致します。

このコロナ禍は私自身、本当に考えさせられた期間でした。
収束が見通せない状況において都会のご家族を主な客層とする当民宿は営業を続けていくのは難しいのではないか。
長く葛藤しておりましたが、十分なコロナ対策を講じ、また地域とも折り合いをつけ、宿泊日の間隔も空けながら営業を再開する決意を致しました。

新体制による内容変更がございます。
一泊のお客様でも田舎体験をより一層お楽しみ頂けるよう滞在時間を拡大致しました。それによる料金改定も致しましたことご了承下さい。
従来のチェックインが15:00以降、チェックアウトは10:00までとしておりましたが、新体制ではチェックインが14:00以降、チェックアウトは11:00までと拡大致しました。

“田舎のない都会の子供たちの田舎になる”
これをコンセプトに当民宿はスタートしました。
コロナ禍の今だからこそ求められているんじゃないか。だとしたらその役割を果たすべき。
そう考えるようになりました。

ここでしか体験できないことがある。ここでしか教えられないことがある。

初心にかえり営業を再開致します。
当民宿は多くのリピーターのお客様に支えられてきました(もちろん新規のお客様も)。
長い休業期間中に離れてしまったお客様はたくさんいると思います。
毎回ブログを楽しみにしてくれている方もいたのに、休業と同時にブログもほとんど更新しなくなってしまいました。

この結果を悔やんでも仕方がない。
自分ではどうすることも出来ない社会の流れがある。
また一から頑張るだ。

今年の7月で節目の10周年を迎えます。
農家民宿やゲストハウス、今でこそ若い事業者が当たり前に参入していますが、自分が始めた頃は本当に周囲から理解されなかったんですよ。
“農家民宿なんて農家の爺さん婆さんが農業の傍ら楽しみでやるもんだ”
“それだけで生計を立てていくなんて無理だ”
そういう声をたくさん浴びてスタートしました。

相当珍しかった(目立った)ので、テレビや新聞の取材もたくさん受けましたよ。
開業して間もない頃↓
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※新聞記事の最後の方に食事は自炊と書いてありますが、それだと集客が弱いことにすぐに気付き保健所の許可を取って食事提供スタイルに変更しました。ちなみに前職は民間会社の経理部で飲食業の経験なんて一切ありませんでした。

持ち前の気の強さと根性と経営力で3年目に農家民宿経営の黒字化を実現しました。

上手く行かないかもなんて不安は微塵もなかった。
会社員という安定した道を捨てて、自分で道を開拓していくという作業に毎日ワクワクしていました。
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昨年スタートしたジビエ事業に今回再出発する民宿業、チャレンジ精神むき出しだったあの頃の感覚を思い出しています。

今年は良い一年になりそうだな。
この村にこれから観光協会が発足するのですが、つい先ほど協会理事を引き受けて欲しいと打診されたので、秒で快諾しました。
絶対にメリットがあります。

対照的につい先日、漁協の支部長を引き受けて欲しいと打診されましたが秒で断りました。
私は漁協の中で一番年下ですよ。クセの強い年配の人たちをまとめ上げるなんて無理です。
謙遜している訳ではなく本当に無理。
『ミブちゃんしかおらんのだよ〜』
そんなちゃん付けしてもダメですよ。
押し問答の末、副支部長になりました・・・(笑)
漁協は1期が3年なので、4年後はエスカレーター式に支部長を引き受けざるを得ない状況になります・・・
今から覚悟しておきます。

話は逸れましたが、気持ちを新たに再出発致しますので今後とも “農家民宿ひがし” をどうぞ宜しくお願い致します。

農家民宿ひがしHP
https://www.toyooka-higashi.com/

posted by mibu at 14:12| Comment(4) | 日記

2021年02月28日

男女平等について


ブログ投稿、久し振りです☆
久し振りの投稿が政治的な話になります。

※↓の記事は今回の投稿とは関係ありませんが読んでみてください☆
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自分が子供の頃からずっと政治的問題として認識していて、よくニュースでも取り上げられいまだに議論が続いているけど、いまだに変わっていない男女問題のテーマがあります。

それが “選択的夫婦別姓” です。
先日のニュースで取り上げられていましたのでブログに書きたくなりました。
自分が中学生の頃の社会科の教科書にも載っていました。
もう何十年この問題で揉めているんだろう。

最初に言っておきますが、私は “選択的夫婦別姓” に賛成の立場です。

夫婦で別の姓を名乗ることになんの問題があるのかが分かりません。
結婚して夫の姓を名乗りたければ名乗れば良いし、持って生まれた姓を名乗りたければ持ち続ければ良い。
選べるようにすれば良いだけだと思います。

日本が抱えている男女平等問題って、自分が物心ついたころからずっと議論されてきて、いまだに解決の糸口を見出せていない気がします。

それは、表面上は男女平等を推進しています。
なんなら、男尊女卑から男女平等を通り越して女尊男卑になっています。
表面上は・・・。

でも、相変わらず根底には男が女を支配する意識が強いんだと思います。
その表れがこの問題だと思います。
もう何十年ものあいだ問題提起され続けているのに頑なに男性の姓を名乗らせようとする。
※法律上はどちらかの姓に統一することとされているので男性が女性の姓を名乗ることもできますが、実際はそのパターンはほとんどありません。

一応 “選択的夫婦別姓” の制度に対する反対の意見を見てみました。
とある民間調査会社が調べた内容です。

反対の理由
@両親の姓が違うと子供を混乱させてしまう。
 私の意見
  →夫婦別姓制度の国はたくさんあるが別に混乱していない。

A家族なのに別々の姓だとややこしい。
 私の意見
  →何がややこしいのか分からない。

B家族になったと思えない。
 私の意見
  →う〜ん・・・

C家族の絆が弱まってしまう。
 私の意見
  →う〜ん・・・

BとCはもっともらしい理由に見えますが、これも “本人たちに選ばせる” ということで解決できます。
同姓に統一した方が絆が深まると思えばそうすれば良いし、それぞれ別姓のままでも絆は深いと思えばそのままでも良い。

それに自立した大人同士対等であれば、絆を求めない夫婦の形もこれからの時代、成立するかもしれませんよ。
この “選択的夫婦別姓” の成立が、うわべではない本当の意味の男女平等に近づく鍵になると個人的に思っています。

ここまで言っておいてなんですが、本来の私は古い価値観を持った人間で、夫婦間の絆とか忍耐とかを求めてきたタイプです。
ただ、そういった美徳が通用しない時代になってきているように思います。
まったく誇れることではありませんが、私は2回結婚して2回離婚しています(現在39歳)。
2度の結婚&離婚でそれを痛感しました。
時代の変化に自分が適応していくしかない。

もしかしたら結婚という制度すら要らないんじゃないかとも思い始めています。
ただ、そこまではさすがに行き過ぎですね(笑)
そこまでいくと倫理観も崩壊します。

築100年を超える古民家で、子供たちに古き良き日本を伝える仕事をしています。
古い価値観を大事にしながらも、新しい時代を受け入れていく選択肢を子供たちに考えさせていきたいです。

ちなみに、私が “選択的夫婦別姓” を初めて意識した幼少期のエピソードをご紹介しましょう。

名作青春アニメの “タッチ” です。
自分が幼い頃のアニメです。
ヒロインは、浅倉 南(あさくら みなみ)という名前です。
“南(みなみ)” ちゃんです。

私は子供ながらに心配していました。

世の中には “南(みなみ)” という姓があります。

もし、“南(みなみ)”ちゃんが、“南(みなみ)” という姓の男性と結婚したら、現行の法律だと、
南南(みなみみなみ)になります。

それは可哀そうだ。
浅倉 南(あさくら みなみ)のままでいさせてあげたい。

子供ながらに
そう思ったんですよね。



posted by mibu at 07:03| Comment(2) | 日記