2022年12月28日

温泉ルーティン


どうも〜、忙しいふりをして、ここのところ毎日真っ昼間から行きつけの温泉に通っている壬生です。
いや〜、ヤバいよ、平日の真っ昼間ということで、来てるお客さん俺以外全員お爺さんだヨ(笑)
世間の同世代が働いている中、罪悪感を抱きつつ毎日通ってるヨ(笑)
“温泉に浸かりサウナで汗を流し” を毎日繰り返しているおかげで、過去一で肌が綺麗になってるヨ(笑)

ヤバいよ、温泉&サウナ効果恐るべし!!

風呂上り直後↓
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ちなみに通っている温泉とは飯田市の “砂払温泉” です。
何軒かの温泉を日替わりで楽しんでいる訳ではなく、ここ一択です。
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せっかくなので、私の温泉でのルーティンをご紹介します。

まずは温泉の玄関横にある自販機でmiu(ミウ)のレモン&オレンジ味を買います(150円)。
サウナに入るので水分補給用です。
これ美味しいですよ↓
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玄関を上がるとすぐに券売機があるので、そこで入浴券を買います。
会員500円、非会員550円です。もちろん私は会員です。

脱衣場のロッカーは毎回、47番を使います。
その理由は一番端にあるからです。子供の頃から端っこが好きで、こちらに移住してから電車に乗っていませんが、地元で暮らしていた頃、電車に乗ると必ず端っこを狙っていました。
挟まれたり囲まれたりするのが嫌なんでしょうね。真ん中にいると落ち着かなんですよ。
しかし今日は47番が既に他の人に使われていたので、なるべく端を探したのですが真ん中しか空いていなくて18番を使いました。真ん中なのでちょっと緊張しました。

全裸になったら体重計に乗ります。これはサウナでどれだけ汗を流したか確認するためです。

浴室へ入ると、まずは私物置き場(棚)にmiuレモン&オレンジを置き、洗い場で体、顔、頭の順番に洗います。
洗い終わると電気風呂へ直行します。
20代後半頃から腰痛持ちになりまして、腰を癒すために電気を当てます。
これがすごく気持ちいいんですよ☆
もっと電気を当てろと腰が喜ぶんです。
ただ、電気風呂は一つしかないので、他の人が使っている場合は空くのを待たなければなりません。
そういう場合は隣のジェットバスで空くのを待ちます。
電気風呂とジェットバスは隣同士なので、空いた瞬間すぐに取れる訳です。

5分〜7分くらい腰を癒しながら体を温めたらいよいよサウナです。
サウナ室のドアの前で軽く体を拭いてから入室。
サウナ室にはテレビが設置されていますが、チャンネルは固定されていて自分で勝手に変えることはできません。NHKの時もあれば民放の時もあります。
私が行く時間帯(午後イチくらい)は、サスペンス/ミステリー劇場が放送されている確立が高いです。
子供の頃、そういう系のドラマを母親が観ている姿を見て、こんなのなにが面白いんだろ〜と思っていたのですが、ここ数年、少し面白いと感じてしまう自分がいます。
少しだけですよ。

私は代謝が良い体質なので、サウナ室に入った直後から大量の汗をかき始めます。
ちなみにここでも端っこの席を狙います。
サスペンス/ミステリー劇場を観ながら7分〜10分汗を流します。
これを3ラウンドもしくは4ラウンド繰り返します。
ラウンド間は体をクールダウンさせるために外の露天風呂コーナーへ行きます。
別に露天風呂に入る訳ではなく、へりに座ってクールダウンします。
この時期は外が寒いので一気にクールダウンできます。
ちなみに水風呂には入りません。心臓がハッ!! となる感じが嫌で体に悪い気がするので入りません。
水分補給は必要最小限にとどめます。理由は風呂上りに体重計に乗って汗をどれだけかいたか確認したいからです。

関係ない話ですが、ここの温泉はサウナ室のマット交換や浴室の清掃に女性スタッフが入ります。
なんだかここ数年、男湯に女性スタッフが入るのは問題じゃないかというニュースをちらほら見ますが、私は全く気になりません。
逆はヤバいけどね。

3ラウンドもしくは4ラウンドを終えてフィニッシュしたら脱衣場へ戻り、体を拭き髪もドライヤーで乾かし、全身が完全に乾いた状態で体重計に乗ります。
3ラウンドでフィニッシュした場合は約700g、4ラウンドでフィニッシュした場合は約1Kg体重が減ります。

今日は4ラウンドでフィニッシュしたので、当初の体重が51.4Kgだったのに対してフィニッシュ後は50.4Kgと、ちょうど1Kg減っていました。
1Kg分の汗をかいた訳です。ちゃんと数字で確認したいんですよ。

確認した後は我慢していたmiuレモン&オレンジを一気に流し込みます。
水分を欲している状態で飲むのでめちゃくちゃ美味いんです。

服を着てすぐ帰るのかと思いきや、まだ帰りません。
休憩所で南信州新聞を読みます。
自宅で信濃毎日新聞を取っていますが、全県の情報が充実している分、ここ南信州エリアの情報が少ないんです。南信州新聞は南信州エリアに特化した情報を掲載しています。
暮らしている地域でどういうことが起きているのか知りたいんですよ。

南信州新聞を読み終えたら帰ります。
ま、私の温泉ルーティンはこんな感じです☆

“毎日温泉に浸かり、サウナで大量の汗を流し、電気風呂に入り”
肌は艶々するし腰は楽になるしで体が若返っちゃうよ〜。
ヤバいよ(笑)


posted by mibu at 18:33| Comment(0) | 日記

2022年11月23日

遥か遠い理想の社会


久し振りにブログを書いてみようと思います。

“駆除したら食べる、それが当たり前の社会を作る”

駆除された鹿のことです。
駆除された鹿の90%が廃棄処分されている現状に疑問を抱き、駆除した鹿を食べることが当たり前の社会にしたくて2015年に決意し活動をスタートしました。

↓当時(初めて解体の仕方を教わったときの写真)
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村内で罠に掛かった鹿を引き取り、解体法や調理法などを身に付けながら民宿業で資金を貯め、2020年に正式に保健所の許可(食肉処理業&食肉販売業)を取得しました。

活動をスタートしたときに覚悟はしていたんです。
いずれメンタルがやられる。

鹿が罠に掛かったと連絡が入る → 猟銃を担いで現場へ駆け付ける → 急所(首)を撃って直ちに血抜きをする → 持ち帰り首を落とし内臓を出して皮を剥く → 解体する → 残渣を村から借りている山奥の埋設場所へ埋めに行く

この繰り返しが
もう辛くて辛くて、たまらないんです。
もともと動物が好きなので、鹿に銃口向けて引き金を引くなんて出来ない人間なんです。
活動を始めて8年目にしてメンタルが相当やられてます。

どう感情をコントロールしたら良いか分からず絶賛もがいている最中です。
ただ、このままだと精神衛生上良くない方向へどんどん進んでしまうので、何故こんなに辛いのか原因を紐解いてみます。そしてメンタルを正常な状態に戻す糸口を探ってみます。

何故気持ちが沈んでしまうか?

一番の理由は鹿の命を奪うからです。
実際に鹿を殺す当事者として罠に掛かった鹿の目の前に立ったとき、“怖い”、“痛い”、“殺さないで欲しい” という鹿の断末魔の叫びを、もろに浴びます。

事が済んだ後は、先ほど矢印で説明した一連の作業が待っています。

この苦しみから解放されるには、自分で鹿を殺すのをやめる、これが一番の解決法です。
罠を掛けた猟師さんに自分で殺してもらう。
それをうちに持って来てもらい買い取る(希望は1頭1,000円で)。
よし解決した!

と言う訳にも行かないんだよな〜・・・

なるべく鹿に恐怖と苦痛を与えずに殺す方法は、少し離れた距離から猟銃で急所(首)を撃つ。
これが現状、私が出している答えです。

“少し離れた距離から” というのは、経験をした方なら分かると思いますが、近付けば近付くほど鹿は怯えます。泣き叫びながら暴れてどうにか逃げようとします。絶対に逃げれないので木に体を打ち付けて転んだり、罠に掛かった足が折れたりします。
多大な恐怖と苦痛を与えることになります。
なので “少し離れた距離” を保つことが重要になります。

猟銃で撃つ弾は必ずスラッグ弾を使います。
猟銃(=散弾銃)というと、散らばる弾しか使えないと思っている人が結構いますが、一発だけ出る弾があります。それをスラッグ弾といいパチンコ玉をもう少し大きくしたくらいのサイズです。
首を撃つので頚椎が粉々に粉砕され神経が麻痺し、その瞬間に体の感覚は無くなっているはずです。
心臓は動いたままなので、その間に血抜きを行い失血死させます。

これが鹿に与える恐怖と苦痛を最小限に抑える今の私が出した答えです。
今後もっと最適な方法が見付かるかもしれませんし、鹿に与える恐怖と苦痛の問題は殺す側として常に意識していないといけません。

じゃあ、その方法で罠を掛けた猟師さんに自分で殺してもらえばいいんじゃないの?
て思いますよね。

猟銃を持っていない猟師さんて結構いるんです。
狩猟免許には罠猟と銃猟とあって、罠猟だけで活動している猟師さん結構います。

じゃあ、猟銃を使わずに自分で殺してもらえばいいんじゃないの?
て思いますよね。

猟銃を使わない殺し方で多いのが、バット等で頭を殴って失神させて血抜きし失血死させる。この方法です。
ということは、バットで殴れる距離まで近付かないといけません。
先程言ったように近付けば近付くほど鹿は怯えます。
そしてバットで殴っても失神しているだけなので痛みを感じる神経は生きたままです。

想像しただけで可哀そうで無理。

猟銃を持っていない猟師さんから連絡が入った場合は、結局、私が猟銃で撃たなければなりません。

“少し離れた距離から猟銃で急所(首)を撃つ”
鹿のことを想って、失敗して急所を外したとか絶対にないように、この方法を徹底する。

鹿に与える恐怖と苦痛を最小限に抑えることが、私自身の苦悩も最小限に抑える方法です。
この結論に行き着きます。

そして、気持ちが沈んでしまう別の原因として、こういうこともあるんです。

一言で言うと “ひたすら孤独”

自分と同じ意識で活動している人が周囲にいません。
活動を始めてからこれまで、何百頭という鹿を自分で殺してきました。
周囲から「鹿をそんなに殺してよく平気だな」みたいなことをたまに言われることがあり、おそらく変態だと思われています。
自分がどういう思いでこの活動をしているのか、説明してもおそらく理解できないと思うので、そういう場面では何も言いません。
普段言えないのでこうやってブログに書いています。

自分がいくら一人で動いたって、全国でみれば駆除した鹿の9割廃棄は変わりません。
自分と同じような意識で取り組む人が日本各地に増えて欲しいです。
鹿を大事に思い、葛藤しながら殺し、美味しい鹿肉として生かし、罪深い苦悩を共有し励ましあい、未来を見据え共に闘える、そういう仲間が増えて欲しい。
スポーツ感覚で鹿を撃って楽しむんじゃなく、ちゃんと鹿の命と真剣に向き合える仲間です。

現状、この罪深い苦悩を一人で抱え込んでしまっています。

自分がこうしてSNSで発信することで一人でも多くの人に思いが届いて欲しい。

“駆除したら食べる、それが当たり前の社会を作る”
これだけ壮大なテーマ、当然、これからの時代を担う若者たちに参入してきてもらわないと実現できません。
そしてそれを加速させるのに必要な一つの要素が “食肉業” という言葉が身にまとっているマイナスのイメージ、これを剥がしていく作業です。

私は保健所の許可を取り鹿肉を販売しているので “食肉業者” になります。
“部落産業” という言葉があります。
ウィキペディアにこう書いてあります。

「部落産業(ぶらくさんぎょう) とは、被差別部落の生業を起源とする産業や被差別部落出身者が多く従事している(と、世間一般でみなされている)産業の事で、食肉業、皮革業、葬儀業、廃棄物処理業、太鼓製造業などの産業をいう。全体的に見て、動物や人間の遺体に関連する産業が多い。」

先日YouTubeで見付けたドキュメンタリーに元気をもらいました。
食肉文化が歴史的に根付いているドイツが舞台だったのですが、そこでは動物を解体できる人間が尊敬されていたんです。食肉マイスターという地位まで確立されていて。
日本で魚を捌くのが上手い寿司職人が尊敬されるのと同じ感覚でした。

今日は話をここで締めたいので、これ以上書きませんが、いずれブログでこれに関しても書きたいと思います。

今日はブログに書いたことで少し気持ちがラクになりました。
こういう内容、読んで不快になる方もいると思いますので自分もなるべく書かないようにしますが、今回はメンタルを立て直す糸口が掴みたくて書かせていただきました。

posted by mibu at 20:17| Comment(4) | 日記

2022年10月27日

体験型民宿


お久し振りです☆
民宿の忙しさも落ち着き、今は割とマイペースで過ごせています。

稲刈りをしたりキノコを採ったりと。

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写真の松茸は2週間前に採ったものですが、今年は雑キノコ(ショウゲンジやイクチなど)が本当に不作で、キノコ狩りのご予約を全てお断りしてしまいました。
キノコのご機嫌とのタイミングが合わずに2年連続でキノコ狩りをお断りしたお客様もいます。
演出している訳ではなく、リアルな自然を素材に体験型民宿を運営していますので、そこは難しいところですね。

過去には雨が降る中、稲刈り体験を強行したこともあります(笑)

営業面での新型コロナの影響に関してですが、一般のお客様のご利用についてはコロナ前とほぼ同じ状況まで回復しました。
あとは、中学生のホームステイとインバウンド(訪日外国人旅行)が戻ってくれば、完全にコロナ前と同じ水準、もしくはそれ以上にまで盛り上がります。

長かった〜
これから冬季の民宿閑散期に入るため、主にジビエ事業に力を注ぎますが、来春からの民宿営業が本当に楽しみです♪
コロナ騒ぎはもうおしまい、ここからです☆

さて、先日、うちの民宿について、素敵な記事を書いていただきました。

“農家民宿ひがし” は体験型民宿です。
ということが良く伝わる記事です。
是非ご覧ください☆
https://centrip-japan.com/ja/article/1568.html


posted by mibu at 23:27| Comment(0) | 日記