2021年01月07日

カレーライスのルーとライスの比率


鹿すじカレー出来たよ!!
IMG_1968.JPG


いきなりスミマセン。
フェイスブックでは新年のご挨拶をしましたがブログは今日が今年初投稿となります。

皆様、明けましておめでとうございます。

そして年賀状をいただいた皆様大変申し訳ございません。
年末年始は忙しく過ごしており年賀状が書けませんでした。

鹿捕獲の連絡が入る → 引き取りに行く → 解体する → 熟成させる → 精肉(トリミング)する → マダニが付いているかもしれない体でシャワーも浴びずにコタツでそのまま寝る

これの繰り返しが毎日で私の中では年末年始が無くなりました(泣)。
なので何にもやっていません。
年賀状どころか大掃除、正月飾りも出来ませんでした。

でもいいんです。
大切な年末年始をちゃんと送れないくらい熱中できることがあるっていうことは今は幸せな時なのかもしれません。

今年で40歳になりますが人生ここからが勝負です。
ん?
...
...

毎年勝負しているような気もするけど...、

まぁいいか、
自分はおそらく大器晩成型なのでまだ結果が出ていないだけです。
これから結果が出ます(笑)

私が言う結果とは社会を変えることです。
鹿の有害駆除の課題をどうにかすることです。

【駆除したら廃棄】ではなく、
【駆除したら食べる】それが当たり前の社会を目指しています。

新年早々、ここ豊丘村の事業でテイクアウトの補助事業が始まります。
去年の5月にもやりましたがそれの第二弾です。
村民にテイクアウト商品券が配布され、村内の飲食店で使えるというものです。

連日コロナ感染の拡大が騒がれている中、村内の飲食店を助けようという事業です。

感心しました。
早いですね、この村の行政判断は。

参加店舗募集の案内をいただいていたので今日申込書を提出しました。

私の場合、コロナどうこうよりも鹿肉を村内の人たちに食べてもらいたい思いがあります。
そのチャンスだと思っています。

去年立ち上げた【伊那谷ジビエ】
伊那谷ジビエ (改).jpg

これから展開していく【伊那谷ジビエ】のブランディングのためには地元の後押しが必要になります。
でも、以前のブログにも書きましたが、その地元が鹿肉を不味いと思っています。
その理由もブログに書いたと思います。
処理の悪い(不味い)鹿肉をこれまで食べてきたからです。

地元にとって鹿肉というのは売り買いするものではなく “もらうもの” です。
近所の猟師さんから足を一本もらうとしましょう。

足一本といっても色々な筋肉から構成されています。
それを各パーツに分割して、さらに精肉(トリミング)してなんて一般家庭ではできないですよ。

鹿肉って本当に繊細で、丁寧に処理しないと本当の姿を見せてくれないんですよ。

鹿肉は硬い、臭い、不味い、
地元で貼られたこのレッテルを剥がすことが今後の【伊那谷ジビエ】のブランディングには必要不可欠なんです。

なので今回は本当に良いチャンス。

去年の5月に参加した時は “鹿ロースト弁当” 1品を販売しましたが、今回は4品を販売します。

お弁当メニューとして
“鹿すじカレー”
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単品メニューとして
“鹿ロース肉のタタキ”
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“鹿ヒレ肉の唐揚げ”
鹿唐揚げ-2.jpg

“鹿スネ肉のマリネ”
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この4品を販売します。

いずれも鹿肉在庫が無くなったら販売終了となります。
※特にロースとヒレ肉は在庫が少ないです。

ということで昨日の夕方、飯田市の業務スーパーへテイクアウト用の容器を選びに行きました。
色々と種類が充実しているのですが、なかなか欲しいものが見付からなくて30分ほど容器コーナーをうろうろしていました。

色々と手にとっては、「これは大き過ぎる、これは小さ過ぎる」とか、「プラは嫌なんだよな〜、紙が良いんだよな〜...」
とか思っていたところに、見るに見かねた店員さんが声を掛けてくれました。

「お困りですか? カタログをお持ちしますよ。店頭に無いものでもお取り寄せできますのでカタログからお選び下さい。」

え?
めっちゃ優しい。
「ありがとうございます。」

分厚いカタログを4冊持って来てくれました。
店員さんの優しさにウルっとなりながら、閉店直前まで容器コーナーでカタログを座り見させてもらいました。
気になったページはコピーしてくれました。

さて、前段階のエピソードを書いているうちに今日の本題を書く気が無くなってしまいました(笑)

今日の本題は、
【カレーライスのルーとライスの比率】についてです。

これを今日、計算しました。
中学生レベルの数学で計算しました。

計算の内容を書くと長くなりますので、今日はもう書きません。

結果は4:6です。

ライスが4でルーが6です。

昨日、業務スーパーで見たカレー容器に違和感を感じて、その後、普段は行かないコンビニに寄りカレーライス弁当を見て違和感がより強くなりました。
(そのカレーライスは買いませんでしたが、お店に入った以上ペットボトルのお茶を一本買いました)

感じた違和感とは、ライスが多くてルーが少ないんです。
見た感じ、ライスが6でルーが4。

今日、鹿すじカレーを自分で作ってこの割合で食べてみました。
ライス6:ルー4

食べるとやっぱりルーが足りなくなる...
ライスの比率が多い。

ライス6:ルー4 っていう比率はルーの味付けがよほど濃いことが前提なのかな?
ライスを多くすることで原価を下げようとしているのかな?

売っているカレーを普段食べないので分からないですが、私が作るカレーライスの比率では、ライス4:ルー6が丁度よい比率です。

長々と書きましたが今日言いたかったことはこれです。
うちのカレーは、ライス4:ルー6が丁度よい比率です。

この比率でうちの鹿すじカレーを販売します☆

ここに行き着いた計算はもう出しません(笑)
長くなるんで(笑)

X÷10×4=230g
4X/10=230g
4X=2,300g
X=575
.
.
.

本年も宜しくお願い致します。

posted by mibu at 20:31| Comment(4) | 日記
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます!
久しぶりのコメント失礼します!

いろいろあってなかなか購入できなくて、すみませんでした!
今回始めて鹿モモ肉を購入させていただきました!
家に自家製塩こうじがあるので、唐揚げにしたいと思います!!

人生を賭けて挑むには十分過ぎるテーマ!
いい響きです!!!
コロナで大変かと思いますが、応援しています!!!!!!!!
Posted by 東京OL at 2021年01月07日 21:38
東京OLさん
明けましておめでとうございます。
壬生です。
鹿モモ肉ご購入いただきありがとうございます☆
本日クール便で発送致します。
塩こうじ良いですね♪
一晩漬けると肉が柔らかくなります。
唐揚げに最適なのはヒレ肉(内ロース)ですが、希少部位につき販売サイトに掲載できる程の在庫がありません...
もちろんモモ肉でも大丈夫ですが、ヒレ肉と比べると若干かたいので、一口サイズくらいで揚げていただくことをオススメ致します。
ご参考までにうちのレシピをお付けして送りますね。
宜しくお願い致します。
壬生より
Posted by 壬生 at 2021年01月08日 10:44
昨日ついに、モモ肉の塩こうじ唐揚げ、いただきました!!
塩こうじに2日つけてから、しょうがとにんにくをたっぷりと
もみこんで、レシピに書いてあったあげ方であげましたが
とってもおいしかったです!!


塩こうじと漬け込んだことでか、全体にふわっと甘い香りが
ただよっていて、臭さゼロで、びっくりしました!
それに、油であげても硬くならなかったです。


何よりも感動したのが、噛めば噛むほど奥深い味わいがすることです。
これは、スーパーで売っている肉では味わえないものだと感じました。


なんだか最近、噛めば噛むほど味わい深いものって減った気がします。
身体が丸ごと昔に帰ったような気持ちになりました。
昔の人にとっては、きっととんでもないごちそうだったんだろうなと‥‥そんなことを考えながら 笑


とてもおいしく、楽しい経験でした!ありがとうございました!
Posted by 東京OL at 2021年01月12日 12:49
東京OLさん
鹿肉のご感想をいただきありがとうございます☆
下処理から調理、食べたときのご感想まで詳細にリポートいただき、その光景が頭の中に広がりました。
“噛めば噛むほど奥深い味わい”、おっしゃる通りです。
畜産の牛肉や豚肉とは違う野生肉の特徴です。
塩こうじ唐揚げは、私はまだ試したことがありませんので早速近いうちにやってみます♪
良い情報をいただきありがとうございました☆
壬生より




Posted by 壬生 at 2021年01月13日 11:13
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