前回のブログで、これからの時期、民宿と畑を一生懸命やり、ジビエ事業は後回しにすると宣言しました。
見事に撤回します。
コロナのせいです。
コロナのせいでお客さんが全く入らなくなりました。
今月入っていたご予約は軒並みキャンセル。
毎年恒例の5月〜6月の都会の中学生の農村ホームステイも中止もしくは秋へと延期になりました。
民宿業はお手上げ状態です。もうどうすることも出来ません。
なので、民宿業は一旦置いといて、ジビエ事業と畑作業を一生懸命やることに頭を切り替えました。
今日はレタスとジャガイモを植えて、大根の種を蒔きました。
もちろん無農薬栽培☆
明日はジビエ事業の販売サイトを制作する予定です。
一人でもくもくと農作業をしていると、世間のコロナ騒ぎが嘘のように、平和な空間に没頭できます。
今後、日本経済、世界経済がどうなってしまうのか、特に打撃が大きいのが飲食業、観光業、娯楽施設をはじめとするサービス産業です。なんせ人の動きがストップしているんですから。
うちは民宿(観光業)ですので、もろに打撃を受けています。
でも、嘘と思われるかもしれませんが、何も怖くないです。
いや、コロナは怖いですよ。
自分が感染した場合、そして気が付かずに人に感染させてしまった場合を想像すると怖いです。
何も怖くないというのは、仕事を失って路頭に迷うかもしれないという怖さはないということです。
世の中がどうなろうが、自分は生きていける自信があります。
何故かというと自分で考えて生きているからです。
この体験型民宿を始めたコンセプトは、“田舎の無い都会の子供たちの田舎を作る” ですが、このコンセプトの中には様々な想いが詰まっています。
その一つが、“自分で考える力を育てたい” という想いです。
自分が経験してきたから分かるんです。
日本の学校教育を疑問に思って育ってきて、大人になって確信しました。
答えのある問題を解かせるよりも、自分で考える力を伸ばす方が絶対に大事!!
答えのある問題を解かせる訓練に特化した場合、答えのない問題に直面した時にどうするんですか?
社会に出てみると、勉強が出来る出来ないなんか関係なくて、創造力と問題解決力があるかどうかが問われてくるんです。
創造力と問題解決力が備わっている人って、自分で考える力を持っている人です。
勉強は確かに大事です。でも順番が逆だと思います。
“自分で考える”、それを刺激して訓練してから勉強だろって私は思っています。
学校が果たすべき子供たちへの責任て何ですか?
勉強が出来る優秀な子を育てて良い大学に入れるようにすることですか?
いいや、違います。
自立する準備をさせることです。自分で考えさせることです。
野外授業で、子供が思いっきり引っ張っても切れないくらいの紐を渡して、ハサミとカッターを使わずにこの紐を切りなさい。
そういう授業をすればいいと思います。
鋭利な石ころを見つけてきたり、落ちている枝を折って尖らせてみたり。
正解は無いんですよ。おのおの考えて紐を切るでしょう。
紐はハサミかカッターで切りなさい・・・
それが正解です・・・
そう教えると、型にはまったままの大人になっちゃいますよ。
こういう時だから、私が思う教育論を綴ってみました。
転ばぬ先の杖の「創造」を実践せしめたのは、いまさらにしてお見事!!
ましてそのサバイバルのベースは「でんばた」。そう、死にはしない!
「何も怖くない」ーード〜ンとこい! 面舵、取舵変幻自在の気概&生き方は、
本当に逞しいものです!
「自分で考えて生きているから」がすべて。
そういう『ひがし』には、またリピーターのハートは戻るし、
ジビエ事業だって、その暁には"門前市を成す″ってもんです。
ローン? ロンとこい! コロナ? コロッて飛んでいきます♪
販売サイト、デビューさせましょう。
試食・満喫も楽しみです。
コロナ、伊那谷では東京から行った「1件」。ウ〜ン、シャットアウト!!
いかにも、怖いのはコッチです(籠城のすべしか) *_*;
壬生です。
いよいよ緊急事態宣言が発令されることになりましたね。
都市部を中心に、益々、人の移動や経済活動が縮小されることになります。
特に打撃が大きい飲食業、観光業をはじめとするサービス業は売り上げが激減します。
この状況をどう打開するか、まさしく人間力が試されます。
壬生より