2019年07月12日

リニア時代


毎日、熊五郎との散歩が楽しいです☆

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固定の散歩コースはありません。
その日の民宿の仕事の状況や天候、気分次第で決めています♪

どれもお気に入りの散歩コースですが、特にお気に入りのコースは、勝手に “俺の滝” と名付けている滝までのコースです。
ちなみにこの滝の正式名称は “成田不動滝” です。
なぜ “俺の滝” かというと、命名した当時のブログをご覧ください。
(時間が無い方は飛ばしてくださいね)
http://toyooka-higashi.sblo.jp/article/175342059.html

うちの民宿から “俺の滝” までは、距離にして800mくらいでしょうね。
近いです。
民宿から熊五郎と散歩して滝壺まで行って、遊んで帰ってくれば、トータル45分も掛からないでしょうね。
( 散歩とはいえ、基本、走ってますから歩けばもっと掛かります(笑) )

お散歩スタート♪

@よほど散歩が楽しいんだろうな♪
尻尾振りながら、お尻がプリプリ♪
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A山から流れてくる湧き水で水遊び♪
あー かわいい♡
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Bはい、熊ちゃん行くよ〜♡
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C木が生い茂っていて写真では分かりませんが、畑と田んぼの奥に川が流れています。
それが壬生沢川(みぶさわがわ)です。
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D田んぼ綺麗だね〜♪ 熊ちゃん♡
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Eあと、もう少しで滝が見えるね〜♪
ほら! 見えた☆
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Fこの滝、実は先人たちが造った滝なんです。
写真を撮っている私の方へ本当は川が流れていたようです。
どうしても田んぼが欲しくて、川の流れを変えたそうです。
それで誕生したのが、この滝です。
川の流れを変えて開いた田んぼ、ここの地籍は“開田(かいでん)”と言います。
知らないだけで、同じような逸話、日本中でたくさんあるんだろうな。

あ〜、お堅い話ごめんね、熊ちゃん♪
よ〜し、滝壺へ行くぞ〜☆
こらこら、そんなに引っ張るな。
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どうやら、ここで体験型民宿を続けることは、やはり難しい状況になりました。

私が体験型民宿 “農家民宿ひがし” を経営しているこの場所は、長野県下伊那郡豊丘村の壬生沢区(みぶさわく)という場所です。
これまでブログでも散々、発信してきたように、この壬生沢区の真下がリニア新幹線の運行ルートになっています。
つまり、壬生沢区にリニア新幹線の地下トンネルが開きます。

掘った土をどこかへ捨てなければいけない、その土を運ぶダンプが通れる道路を整備しなければいけない。



今ご紹介したB〜Fまでを
リニア新幹線のトンネル掘削残土で埋めます。



埋めてどうするのかっていうと、ダンプが走り易い、まっすぐな広い道路を造るんですって・・・

先日、壬生沢区で臨時総会がありました。
壬生沢区から村へ、村道改良の要望をするという建前のもと、臨時総会に区民は召集されました。

壬生沢区長の説明が済んだ後の質疑応答で、私はまっさきに手を挙げて意見しました。

「反対です」

「なんでJRのダンプのために道路を改良しなければならないの?」
「これは生活道路でしょ、自分はここの自然を生かした体験型民宿をやっています、こういう商売をしているのはこの土地では自分だけだから、いつも孤立するからなるべく言わないようにしていたんだけど、“今回は明確に反対です!”」って言ってやりました☆
そのあとにこうも付け加えました。
「多数決の結果には当然従うので、賛成多数で可決した場合は、もう何も言いません」

結果ですがね・・・

説明する必要もありませんよね・・・

撃沈しました。

もう何も言いません。

今後の流れですが、壬生沢区から豊丘村へ村道改良の申請を出し、豊丘村が承認して、改良工事が始まります。
シナリオが見え見えなんですよね。

JRの意向を村役場が汲み取り、村役場から壬生沢区へ話を持ちかけた、
壬生沢区も道路を広くしてもらえるなら良い話だと思った、
それだけです。

臨時総会で配布された、埋め立て&道路改良の図面があります。
この図面は誰が作成したのかという質問に対して、村が作成したと壬生沢区長は回答しました・・・

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つまり、もう話がついているんです。

この通りになるでしょう。

先ほどの図面は分かりにくいので、分かり易くgooglemapでご説明します。

これが改良前の道路(現状)
川が途中で途切れていますが、実際は道路に沿ってずっと流れています。
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それをこうしたい(改良工事)
赤斜線部分を埋め立てます。
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うちの民宿はここ(丸でかこってあるところ)
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今後の予定について、JRの飯田事務所(地元)に問い合わせました。
2020年から、各種の造成を始めたいとの回答でした。
来年か〜。

うちの民宿は囲まれております(笑)
今回の話だけではなく、半径3Km圏内に、掘削残土を運び込む場所が2ヶ所決まっております。
これで3ヶ所目です。

も〜う、どう考えても、今のスタイルの田舎体験型民宿は無理ですね。

始めたときは自然なスタイルでしたが、このまましがみ付いて続けるのは不自然です。

今、ポリポリと頭を掻いていますよ。

お前はまだ苦労が足りていないからもっと苦労しろって、天に言われているのかな?
他にやるべきことがあるって、言われてるのかな?

分かんないよ。

当面は、今のまま営業を続けますが、今後の工事の状況等の様子を見ながら、短期休業、長期休業を想定して今後を考えます。
前回のブログで、第一章は自分探し、第二章は起業と書きましたが、第三章が嫌でも始まろうとしています。
第三章はリニア時代です。
リニア時代と言っても、この村の人たちが浮かれているようなリニア万歳じゃないですよ、リニア工事と向き合って、どう生き抜いていくかっていうことです。

どうしよっかな〜 これから


posted by mibu at 00:13| Comment(4) | 日記
この記事へのコメント
こんにちは、吉川明博(伴野区小園14組)と申します。
2019年07月12日の「臨時総会で配布された、埋め立て&道路改良の図面」を村のリニア対策委員会で使わしていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
Posted by 吉川明博 at 2019年07月12日 06:03
吉川様
お世話になります。
壬生です。
今回の臨時総会の資料ですが、出席した区民には全員配られているものではありますが、リニア対策委員会で使ってよいかどうかは、一度壬生沢区にご確認いただいた方が良いと思います。
直接確認していただくか、村議会議員(壬生沢区在住の)も出席していたので、村議を通じて壬生沢区に確認してもらっても良いと思います。
出席者の中から、事前に下流域の小園地区へ説明するべきじゃないかと声が挙がりましたが(もっともだと思います)、圧倒的多数の賛成の声の中に埋もれました。
壬生より
Posted by 壬生 at 2019年07月12日 08:31
どっちにしろヒロさんの中で「リニア時代」って定義付けるんなら、
第三章はリニアと “生きていく”ってことじゃないですか。
そうでないんなら(仮に僕なら)、今後の人生に「リニア」なんて
意識したくないですよね。つまり、肯定の現実にあられるんでは?と
(やむなく「生き抜いて」いかざるをえないにしろ)。

次に、お客さん(特に若い体験型のリピーターさん方々)は実際どう
思っておられるか、または今後の“ダンプ動向”にどう反応される
かの、私的な関心です。「しがみ付いて続けるのは不自然」って仰る
けど、トータル的にやってみなきゃわかんないこと、逆もまた真なりで、
無責任かもしれませんが“たなぼた”だって訪れるかもしれないじゃ
ないですか……。尤も、理念から外れ、もう生理的に不可なら詮無き
蛇足ですが。

或いは、長期的視座なのかな? とも思っています。つまり第三章は、
「リニア時代」じゃないんじゃないかって――。経理や田畑や狩猟や
網打ちの何でもプロだから、それらを網羅した、まさに唯一ヒロさん
ならではの“サバイバル・ザ・ファーム”の模索なんかなって。
それもいいよね。一度の人生、おじいさんの御魂と土地をしっかり
守って、逞しく悔いなく刻印していってください。ヒロさんは何でも
出来るけど、どのみち『ひがし』をホームグランドにして――。

すべてに、時間って無いようで有る。じっくり、これからこれから ♪
がんばってください。


Posted by ヤヤヤッの爺 at 2019年07月12日 10:51
ヤヤヤッの爺さんへ

壬生です。
いつもコメントありがとうございます。
村中、もっと言うと飯田下伊那中、リニア歓迎ムードで浮かれておりますが、今の私にとっては負の産物以外の何者でもありません。

“田舎の魅力を都会の子供たちに伝えたい”
そう思って始めた体験型民宿です。
ここで一旦、私の夢は打ち砕かれます。
ただ、このまま卑屈になるか、負の産物をプラスに転化するのかは自分次第です。

リニア工事による掘削残土の埋め立て&道路改良の是非を問う先日の壬生沢区の臨時総会、圧倒的、見事なまでの賛成ムードが漂う中、異議を唱えました。
ただ、ブログでも書きましたように、「賛成多数で可決された場合、もう私は何も言いません」と付け加えました。

約40人が集まった臨時総会ですが、反対したのは私を含めて、たったの二人ですよ・・・
国会でも田舎の集落でも同じです。
多数決で物事が決まります。

反対がたったの二人・・・
あの光景を目の当たりにした時に観念しました。
もう何も言いません。
受け入れます。

ヤヤヤッの爺さんご指摘の「リニアを肯定的に捉えているんじゃないの?」はその通りかもしれません。
観念したすがすがしさがあります。

リニアを受け入れて今後の自分の人生設計をしていきます。

ただ、これだけは頑固を通します。
私が理想とする田舎体験型民宿は、もう出来ません。

“農家民宿ひがし”は、私を成長させてくれた宝物ですので、民宿業を廃業するつもりはありません。
宿の周辺が変わり果てた姿になっても来たい! と言ってくれるお客様は歓迎いたします。
つまり、民宿業を続けながら、仕事のメインを民宿業以外のことへシフトしていきます。

これからもずっと体験型民宿に固執していくと、私は間違いなく卑屈な人間になります。
間もなく38歳のおじさんになりますが、頭はまだ柔軟だと思っております。

ピンチをチャンスに変えるエネルギーがまだあります☆

壬生より
Posted by 壬生 at 2019年07月12日 20:31
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