掘り炬燵を直しました☆
桜の花も散り始めた南信州、
ポカポカ陽気が続き、完全に春になったと思いきや
明け方の最低気温が 0℃に迫る“寒の戻り”。
いや〜寒い!
油断できない。
これがあるから、
炬燵(こたつ)をしまうのは5月に入ってからって、
私は決めているんです。
今日は、そんな“炬燵”の話です。
都会の暮らしでは、もはや珍しい“炬燵”ですが、
うちでは、普段生活している住居でも
その隣で運営している民宿でも炬燵を使っております。
もちろん電気炬燵のことですが、
なんと、民宿の方には、
使ってはいませんが、
“掘り炬燵” があるんです。
現在、一般的に普及している電気炬燵の先輩です。
45センチ四方に畳を切って、四角い火鉢のような
ものを埋め込んであるわけです。
そこに豆炭を入れて熱源とします。
畳を切った部分は、通常(使わないとき)、
同じサイズの畳で隠してあります。
民宿には、この掘り炬燵が三つあるのですが、
正常な状態のものは一つのみで、あとの二つは、
火鉢を受ける縁が腐っていて、火鉢が下に落ちて
います。
写真のような状態です。
この二つの掘り炬燵をですねー、
お得意のDIYで直しました。
いや、得意でもないですね、
でたらめなDIYで直しました☆
何故直したかと言うとですね〜
私が使ってみたいという個人的な欲求と、
使ってみた結果、冬の田舎体験の一つとして
お客様に提供できるかもしれないと
思ったからです☆
もちろん、これから気候が暖かくなるので、
実際に提供できるのは、最短でも炬燵が必要になる
今年の秋からになります。
そして、
使い方なんですがね〜、
これがイマイチ確信が持てないんです。
物置に、
掘り炬燵用の、っぽい
道具があったので、
たぶんこれで良いと思うのですが、
網
木枠
下敷き
うん、あとは
これに、電気炬燵同様、
テーブルと布団でいいと思うんだけど、
なんせ熱源が“豆炭”ですからね、
足を延ばした時に、直に触れてしまうと火傷します。
そのためのガードとなる金網なんですが、
網目が大きくて、
なんか心配なんですよね・・・
足の小さい子どもなんかは、
網目に足が入っちゃうんじゃないの?
そこで思ったのは、
金網の上に被せる木枠、もしかしたら、ここに
もう一つ被せるガード(木製の格子 or 目の細かい
金網)があるんじゃないかな?
そう思って、物置をもう一度探したけど、
発見できませんでした。
他界する前に、お爺さんに使い方を
よく聞いておけばよかった・・・
まぁ
今シーズン、自分で使ってみて、安全上必要な
ものは自分で作ります☆
自慢する訳ではないですが、
危険を察知する能力には優れている自信があります。
自分で必要な物を作って、使ってみて、
道具の安全対策はどうにかできますが、
一番危険なのは、人による誤った使い方です。
なので、掘り炬燵体験を提供できるケースとして
現実に想定できるのは、
貸切利用のお客様ではなく、
学生のホームステイや研修など、私が傍にいる場合
だけになりますね。
何故なら「火の元」が心配だからです。そうです、火災。
ちょっとしたことで、利用上の不注意でも、「発火」は
待ってくれません。まして環境は相当ロートルですから、
あえてリスクは背負わないでほしいと思います。
お客さんも興味本位で、危険値は知らないと思います。
電気で十分。どうかくれぐれもご賢察願います。
僕もまだ足元にミニアンカ当てて毛布巻いています、午前中。
このスタイルで1年中机と仲良し暮らしです ^.^
ご忠告ありがとうございます☆
火を扱う上でのリスクはもちろん考えております。
最悪のケースが火傷や火災ですね。
ですので、私の目が届かない一般のお客様のご使用は考えておりません。
あくまで、私がその空間にいて責任を持って扱える状態、
学生のホームステイや農村研修での宿泊に限ります。
壬生より