コロナ禍の影響で4月13日から休業しております。
勇気を出して一歩を踏み出します。
5ヵ月ぶりにお客様の宿泊予約をお受けしました。
明日、関東圏よりお越しになります。
本格的に営業を再開するのはまだまだ先です。
地域の反応を見ながら徐々に...
といった感じです。
週一回程度、人数制限(5名様まで)をして、周囲から目立つアクティビティ(屋外での田舎体験のご提供)はなるべく控える。
地域の反応を見ながら、当面はこのような静かな営業となります。
※ご滞在中にお客様を窮屈な気分にさせてしまう場合がございますので、ご予約依頼をいただいた際には事前に十分なご説明をさせていただきます。ご了承いただける場合のみご予約をお申込みいただくことになります。
休業状態になってから自分の感情が乱れがちです。
休業を始めた前半の頃は平気でしたが、そろそろ限界がきています。
コロナ禍において、仕事ができない辛さを本当に痛感しました。
一番辛いのは、自信が身に付かないことです。
私の場合、仕事をやり遂げた達成感から自信が生まれてきます。
自信があると心にゆとりが生まれます。
自信がないと心が卑屈になります。
もがいている姿を人に見せるものではないかもしれませんが、自信があるときは強気なことを散々生意気に言ってきましたので、自信がない今の正直な姿を晒すことも自分らしいかなと思います。
民宿の営業再開を妨げているものは何か?
コロナ感染のリスクが高いかどうかを普通に考えた場合、うちの民宿は極めて低いです。
もともと一組限定の一棟貸切スタイルで、私一人で運営しているので従業員はいません。
知らない人同士が密に集まって発生するクラスター感染はあり得ません。
そして、コロナ騒ぎが始まってから現在に至るまで、冷静に結果(事実)だけを見ると、今回の新型コロナウィルスは、欧米諸国にとっては脅威でも日本を含む東アジアの国々にとっては脅威ではありません。
そういう結果(事実)が出ています。
※欧米と東アジアでなぜこれほど明らかな差があるのかは、今は解明できていません。今後、研究が進むにつれて解明されていくはずです。
こういう状況なのに、それでも営業を再開できない理由は、“恐怖心” や “不安” といったものが地域の中に漂っており、都会から集客をするうちの民宿を警戒している雰囲気が伝わってくるからです。
いったいそれらの感情はどこから来るのか?
過剰に恐怖や不安を煽るマスコミの報道からです。
これが営業再開を妨げる唯一の理由です。
観光地の中にある宿泊施設は、だいぶお客さんを取り戻してきているように感じます。
ここから一番近い観光地である昼神温泉ですが、各旅館の予約状況を見ると今月と来月は、連日ほぼ満室になっています。
地域自体が観光業で生計を立てている観光地なら営業を再開し易いんですよ・・・。
うちは普通の田舎の山間集落です。その中で唯一、一軒だけで民宿を営業しています。
多勢に無勢で形勢が悪いです。
そうは言っても、地域の顔色をうかがって、このまま休業状態を継続するのは本当に無意味です。
どうにか営業再開の糸口を探っているところです。
先ほども触れましたように、地域はマスコミが流す無責任な煽り報道を信じています。
それにより生じる “恐怖心” や “不安”から県外者を警戒しているだけです。
そうであれば、目立たないようにお客様にお泊りいただく方法はないかと考えたり、いやいや、悪いことをしている訳ではないのに、なんでこそこそしなきゃいけないんだと思い直したり、嫌われるのを覚悟で堂々と営業を再開しようかと考えたり、いや、それをやるとマジで村八分にされるなとビビったり、営業再開を巡って頭の中で色々な考えが交錯してもがいている最中です。
ただ、働けるのに働けない状況が続くのは精神的にそろそろ限界。
実は、明日お越しいただくお客様にもこれまでと同様、お問い合わせをいただいた時点でお断りをさせていただきました。
事情をお伝えし、4月から休業中である旨をお伝えしました。
お客様の一言に背中を押されました。
「自分たちを営業再開のきっかけにしてみたら?」
チャンスをくれたお客様に感謝。
今の自分にできることをしっかりやろう。