2017年02月25日

無敵のレシピ


口の中でホロホロとほどける柔らかさ・・・


野生の中に隠れる上品な香り・・・・




これまで多くの中学生を魅了し・・・・


完全に胃袋をつかんできた無敵のレシピ・・・・



そう、

それは・・・




“Chinese soup of venison” ・・・・・







さて、

ふざけるのはこの辺にしておいて、

私が考案し、入賞したレシピが

ジビエ振興協議会のホームページに公開されました。


http://www.gibier.or.jp/recipe/%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%81%99%E3%81%98%E8%82%89%E3%81%AE%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97/



レシピを見ていただければ分かると思いますが、

煮込み時間が長いだけで、

めちゃくちゃ簡単に作れます。


是非、試してみてください。

2鹿肉アップ.jpg




鹿のスジ肉を入手するのが難しいかと思いますが、

知り合いに猟師がいれば相談してみてください。


希少な部位ではないので

譲ってくれると思いますよ。




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2017年02月24日

ソーシャルワーカー



“ソーシャルワーカー”

って何ですか?



私のこの質問に対して、

聞いたことはあるけど、どういう職業なのか

よく分からない、

というのが多くの感想ではないでしょうか?


私もそうなんです。



社会的弱者を手助けする仕事だろうな、

という程度しかわかりません。



よく分かっていないんです。



なんでこんなことを考えたかと言うと、

昨日泊まって、今日帰っていったグループの

代表者が

“ソーシャルワーカー”だったんです。



12人の高校生を連れて、本人合わせて13人で

泊まりに来ました。


ソーシャルワーカーが、大勢の高校生を引き連れて

泊まりに来るなんて、初めてのケースでした。


よく分からないんです。


それもそのはず、



アメリカ人です。



本人が

プロフィールで

ソーシャルワーカーと

名乗っていました。




とにかく到着に備えて部屋の準備をします。


囲炉裏部屋を13人用に、色々と調整します。


DCIM0006.JPG




夕食スタート

DCIM0009.JPG



13人分の食事を用意することが忙しくて、

色々質問している暇もなく、


この日は終わりました。


ちなみに

鹿のスープは

抜群に評価が高かったです。



「ヒロアキサン、

アリガトー、

オイシカッタ」







「あ〜、オッケ〜、オッケ〜」



嬉しかったです。





翌朝は、

朝食をみんなで作りました。


おにぎり作り体験です。


体験とか言って、

13人分のおにぎりを握るのが大変だったから

やってもらったんじゃないの〜 ( ̄ー ̄)ニヤリッ



いやいや、これは日本の食文化の体験です!



朝食後、体力に余裕があったので、

ハイキングにご案内しました。


隣の福島区にある “福島てっぺん公園”

です。



片道、歩いて30分掛かる山道を

ハイキングしました。


到着〜

DCIM0014.JPG




この道中、

代表者のソーシャルワーカーと色々と

話をしました。


ソーシャルワーカーを介して

高校生たちとも話をしました。



ちなみに

代表者のソーシャルワーカーは、

大学時代に日本語を学んだようで、

日本語ペラペラです。



私は、聞いてみました。

「今回の日本旅行は何日間ですか?」



ソーシャルワーカー

「約2週間です、

ヒロアキさんの家の次は東京に行きます、

それで最後です」




私はビックリしました。

「日本旅行で 2週間ですか?」

「滞在費用は大丈夫ですか?}

「そんなに裕福な家庭なのですか?」



ソーシャルワーカー


「裕福ではありません」



「だから、広い世界を見せる必要があります」







「同感です、本当に同感です」




綺麗ごとばかりも言っていられないので、

本質をつきました。


「私も本当に同感なのですが、

この旅行の資金は

どこから出ているのですか?」



私は回答を想定していました。

国や行政から支援金のようなものが出ていると。



それが


違ったんです。



「余裕のある人がお金を出しています」



余裕のある民間人がお金を出して、

経済的に苦しい家庭の子供の支援を

しているというのです。





これって、

スゴイですよね。





もう一度、

ちゃんと話を聞いてみたいです。




ちなみに

高校生たちに

「トランプをどう思う?」

ってきいたら、



みんな


「嫌いだ」



って答えていました。




逆に私が聞かれました。


「安倍をどう思う?」



私は答えました。


「難しい質問だけど、

歴代の総理大臣の中では好きだよ、

外交に強いから」

って答えました。



「トランプと安倍は似ているよね?」




「似ているけど、やり方が違うんだ」





通訳なしで直接、会話したいな。



俺の英語力、どうにかしたい。




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2017年02月18日

ジレンマ


久し振りにシカを解体しました。

同時に3頭です。


これまでと同様、

猟友会の師匠から

鹿が罠に掛かった

という連絡をいただきました。



「もらいます」



猟銃を持って回収してきました。

DCIM0024.JPG




3頭です。


猟師って、

現代は、

この山の中の集落でも

あまりイメージが良くなくて、

嫌がる人が結構います。


動物を殺していることへの

嫌悪感でしょうか?



肉を食べない菜食主義者から言われるなら

まだ分かりますが、


肉を食べている人たちからも言われます。


去年、近所の親戚と喧嘩になりかけました。

私が猟師になったのを知って、

「お前は動物を殺しているのか?

そんなことしてると、不幸になるぞ」


私は頭にきて言い返しました。



「おじさんだって、

スーパーで肉を買ってきて食べてるでしょ?

間接的に動物を殺しているんじゃないの?」



さらに頭にくる回答が返ってきました。


「 そういうことをやって生計を立てている人たちに

任せておけば良い 」



完全に頭にきました。



一体、何様のつもりなんだ。


お金を出せば何でも買える今の世の中への

怒りを感じました。


いったい

何様のつもりなんだ。



お金って食えるの?


他の生き物の命を食べなければ、

人間って生きられないんじゃないの?




それを実感できる機会が少ない世の中だから、

こうして、

私は、

この民宿を経営しています。



鹿に銃口を向けるときは

本当にかわいそうで

申し訳なく思っています。



引き金に指をかけると

鹿が私を見つめて

動かなくなるんです。



子供の頃は

獣医になりたいって思ったくらい

動物は好きです。



ただ、

現実から目をそらすのは卑怯なので、

引き金を引きます。




冷静になってブログを続けますね。



とにかく3頭、引き取ったんです。


DCIM0031.JPG



鹿の解体のスキルを高めたくて、

ネットで検索して情報収集すると、

毎回出てくる、

北海道の猟師のyoutube動画があります。


jpsikahunter
https://www.youtube.com/channel/UCZkq6PkauqM-3xJqm9mT9lA



この方が言う、

最高の解体ナイフ

3Vのフォックスリバー


連続で3頭解体しても

キレ味が落ちないのだとか。



よほど硬い鋼材なんだろうな。



真似して買ってみました。

DCIM0038.JPG



感想は

確かにスゴイ


DCIM0045.JPG


背ロースを取るときに、

骨にゴリゴリ当てても

刃こぼれ無し!


3Vのフォックスリバー

3万円近くしました。





さ〜て

実はここからが大変なんです。



精肉です。


肉に張り付いているスジ

筋膜を取り除かなければなりません。


DCIM0046.JPG



肉の表面に付いている白い膜です。



これを取らないと、

調理して食べたときに

異物として口の中に残り、

食味を損なうんです。



包丁の先を使って丁寧に取り除きます。

DCIM0051.JPG




特に技術が試されるのが、

前足の肩甲骨の肉の取り方、

通称 “羽子板”って呼ばれている部分です。


その名の通り

羽子板状の骨に肉が付いており、

それを剥がさなければいけないのです。



DCIM0085.JPG


包丁の先を器用に使いながら剥がしていきます。



もうちょっと

DCIM0089.JPG



剥がれた〜

DCIM0094.JPG



骨の形が

羽子板みたいでしょ


DCIM0102.JPG





これはどうする?



これって何?




“レバー”

DCIM0130.JPG



牛も豚も

レバ刺しは禁止されています。



鹿は禁止されていませんが、

やはり

やめておくべきでしょう。



が、

悩んでいます。



食べたという知人から

めちゃくちゃ美味いという話を聞きました。



(ごくり・・・)



DCIM0130.JPG




我慢できません。



自己責任において



食べます。




塩とごま油をからめて、


DCIM0135.JPG



いただきます・・・




ん!?


!!!!!!!

!!!!!!!





美味い!!!!!〜





プリプリ


濃厚クリーミー


臭み全くなし





美味い!!!!!〜





商売上、

万が一のことがあったら大変なので、

もちろんお客様には出せません。



自己責任のもと、

私は食べています。



命をいただきます。

本当にありがとう。



さっきの話に戻ってしまうけど、

食べるために動物を殺すのって、

現代の職業の中では軽蔑に値するのかな?


スーパーでスライス肉を買ってきて、

それを食べるのが崇高な人間?


山で獲ってこなくても、

スーパーに牛と豚と鶏が売ってるんだから、

それを食べれば良いじゃん、

って思う人がたくさんいると思うけど、


動物の命を食べるっていう経験を実感することは、

人間性は育てる上では重要だと私は感じています。



釣りもやるし狩猟もやる、

たくさんの命を奪ってきました。


ポケモンGOでバーチャルなモンスターを捕まえる

のも楽しいのかもしんないけど、


自分の体力と、必要な装備を備えて、

山や川に

実際の命をいただきに行くことが

大事なことだと思うんだけどね。









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